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囲碁とゲームを基軸にヒトとAIの新しい関係の構築 
国立大学法人電気通信大学
エンターテイメントと認知科学研究ステーション

 

【ポイント】
 *電気通信大学と日本棋院は2022年7月の覚書き締結以降、「ゲーム情報学とAI技術を結びつける新しい授業」を開設するなどの連携関係を強化しています。
 *具体的な活動としては、継続的な産学連携を通じて囲碁文化の発展に寄与するゲームAIによる大会、学術会議等のプロジェクトを行っており、今回、寄附による価値の循環を形成するため新たにクラウドファンディングを実施します。
 *本クラウドファンディングでは、日本棋院及び日本を代表するプロ棋士の皆様が特典に参画し、囲碁文化と大学教育の架け橋となります。

【概要】
国立大学法人電気通信大学(以下「電気通信大学」)と公益財団法人日本棋院(以下「日本棋院」)は、2022年7月に覚書きを締結し、様々なプロジェクトを通じてその関係を深めてきました。
この度、電気通信大学の「エンターテイメントと認知科学研究ステーション」(代表:伊藤 毅志教授)が中心となり、日本棋院と連携して推進しているゲームAI関連事業のため、電気通信大学の寄附事業として連携するミュージックセキュリティーズ株式会社とともに新たにクラウドファンディングを実施します。
日本棋院との連携に基づき、同棋院の「幽玄の間」におけるトップ棋士との特別指導碁など本プロジェクト限定の特典を用意します。


【背景】
チェス・将棋・囲碁といったボードゲームは、長年にわたり人工知能(AI)研究の発展を牽引してきました。中でもAlphaGoに代表される囲碁AIの登場は、深層学習技術の飛躍的進歩をもたらし、現在の生成AIブームへとつながる原動力となりました。

電気通信大学では、これまで以下のような継続的な研究プロジェクトを通じて、人間とAIの共存の可能性を探求してきました。
1.UEC杯コンピュータ囲碁大会の開催
2.Game AI Tournament(GAT)の開催
3.コンピュータ囲碁講習会の実施
4.囲碁棋士と囲碁AI開発者による定期研究会(年4回)
5.カーリング科学シンポジウムの開催
6.世界コンピュータ将棋選手権・AI電竜戦の後援

近年では、ゲームAIがトッププレイヤの学習ツールとして活用されるようになり、「人間とAIの共進化」が現実のものとなりつつあります。一方で、囲碁AIの戦術的な欠陥が露呈し、アマチュアプレイヤーでもその弱点を突いて勝利する事例が増えています。また、将棋AIの世界では、先手勝率が7割に達するなど、AIの発展によって様々な問題が顕在化し始めています。

これらの現象は、「人知を超えたAI」の副作用として、AI社会の在り方を改めて問い直す重要な課題となっています。ゲームAIは、こうした問いを検証できる格好のテストベッドとして、ますます重要な役割を担っています。

【クラウドファンディングの概要】
ゲームAI研究の発展に向けて、以下のとおりクラウドファンディングを実施します。
目標金額:10,000,000円
募集期間:2025年7月2日~9月30日
募集 WEB サイト:https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=34

【資金使途】
ご寄付いただいた資金は、本研究プロジェクトを推進するために、主に以下の6つの活動に活用させていただく予定です。
1.UEC杯コンピュータ囲碁大会の継続
2.Game AI Tournamentの継続
3.囲碁やゲームAIに関する授業の継続
4.囲碁棋士と囲碁AI開発者の定期研究会(年4回)
5.カーリング科学シンポジウムの開催
6.コンピュータ将棋に関する大会の後援、及び独創賞、新人賞等の提供

UEC杯コンピュータ囲碁大会の運営のためには、解説や審判でご協力いただくプロ棋士への謝礼、パンフレット、案内表示、看板等の印刷費、参加者への案内などの全体業務の補佐、会場設営やオンライン中継などの運営のための人件費、賞金・賞状などの費用、その他運営に関わる消耗品費用などに使わせて頂く予定です。今回のご寄付によって、この分野の若手技術者の育成を継続し、当該分野の発展に寄与していきたいと考えています。

電気通信大学では、日本棋院との連携により、2025年度から「囲碁とゲームAI」という新しい授業を開設しました。本研究プロジェクトへのご寄付は、こうした教育・研究活動のさらなる推進に活用させていただきます。

本研究プロジェクトを通じて、日本囲碁界全体の発展と、ゲームAI研究の推進に一層寄与してまいります。

【特典】
・一力遼棋聖(第5回電聖戦対局者)との幽玄の間における特別指導碁(寄附額300万円)
・一力遼棋聖の揮毫碁盤(寄附額50万円以上)
・上野愛咲美女流名人(第13回UEC杯解説者)の揮毫碁盤(寄附額30万円以上)
・一力遼棋聖のサイン色紙(寄附額5万円)
・上野愛咲美女流名人のサイン色紙(寄附額3万円)
・王銘琬九段(UEC杯審判)のサイン色紙+純碁セット(寄附額3万円)
・王銘琬九段との5面打ち指導碁(寄附額2万円)
・大橋拓文七段(UEC杯メイン解説者)の監修スマホアプリ(特別コンテンツ)(寄附額1万円)
 ほか

【研究協力者(50音順)】
浅田麻菜(サイバー大学 講師)
飯塚あい(東京都健康長寿医療センター研究所 准主任研究員)
池田 心(北陸先端科学技術大学院大学 教授)
大橋拓文(日本棋院プロ棋士/電気通信大学 特任教授)
保木邦仁(電気通信大学 准教授)
中谷裕教(東海大学  准教授)
野嶋琢也(電気通信大学 准教授)
桝井文人(北見工業大学 教授)
松原 仁(京都橘大学 教授)

「囲碁とゲームを基軸にヒトとAIの新しい関係の構築」

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募集期間と使途

【目標金額】
10,000,000円

【募集期間】
2025年7月2日~2025年9月30日

【資金使途】
ご寄付いただいた資金は、本研究プロジェクトを推進するために、主に以下の6つの活動に活用させていただく予定です。
1.  UEC杯コンピュータ囲碁大会の継続
2.  Game AI Tournamentの継続
3.  囲碁やゲームAIに関する授業の継続
4.  囲碁棋士と囲碁AI開発者の定期研究会(年4回)
5.  カーリング科学シンポジウムの開催
6.  コンピュータ将棋に関する大会の後援、及び独創賞、新人賞等の提供




ミュージックセキュリティーズ株式会社
産学官連携推進室

皆様

2024年4月30日、文部科学省(科学技術・学術政策局 研究開発戦略課)主催の「研究支援サービス・パートナーシップ認定制度(A-PRAS)」イベントに参加いたしました。
イベントは三部構成で実施されました。

イベントは三部構成で実施されました。

第一部では、文部科学省のご担当者より、「科学技術イノベーション政策に関する政府の最新の検討状況」や「次期科学技術・イノベーション基本計画」、「研究力強化に向けた研究支援施策」などについて、最新の情報をご提供いただきました。

第二部では、当社を含む各認定事業者が、自社サービスの現状や課題について発表し、意見交換が行われました。大学研究や学術推進に長年取り組まれている認定事業者の皆様から、貴重なお話を伺うことができ、当社の今後のサービス向上にも大いに参考となる内容でした。

第三部では、今後の連絡事項についてのご案内がありました。イベント終了後には、認定事業者同士での名刺交換の場も設けられ、交流を深める機会となりました。

以上、文部科学省主催の本イベントは、たいへん有意義な内容でありましたことをご報告いたします。

今後も本制度の趣旨に沿い、より良い研究支援サービスの提供に努めてまいります。よろしくお願いいたします。


<イベント詳細>
イベント名:「研究支援サービス・パートナーシップ認定制度」イベント

 日時:令和6年4月30日(火) 13:30~15:00

 会場:文部科学省 /オンライン(Zoom)併用


「研究支援サービス・パートナーシップ認定制度(A-PRAS)」とは
本制度は、民間事業者による研究支援サービスのうち、研究者の研究環境を向上させ、我が国における科学技術の振興およびイノベーション創出に資すると認められるサービスを、文部科学省が認定するものです。これにより、研究支援サービスの多様な取り組みの発展を後押しすることを目的としています。

 
ミュージックセキュリティーズ株式会社
産学官連携推進室
京都大学医学研究科ヘルスソフト開発支援基金
ヘルスケアソフトウエアが当たり前にある未来を目指して


このたび、京都大学大学院 附属病院 医療DX 教育研究センターが進める『京都大学医学研究科ヘルスソフト開発支援基金』の募集を開始しましたので お知らせします。

現在の医療・介護・ヘルスケアは、超労働集約型産業です。医師・看護師、介護士、ヘルパーなどのサービス提供側の従事者だけでなく、患者・要介護者などのサービスを受ける側にも、サービスを受けるためだけに医療機関等に足を運ぶ「労働」を提供しています。高齢化が進み、担い手が少なくなって来る未来に備えるためには、「ソフトウエアにできる事はソフトウエアにしてもらう」ヘルスケアの有り様を切り拓かなければなりません。

我々、京都大学医学部研究科附属医療DX教育研究センターが目指す未来は、正にそんな未来です。ヘルスケアソフトウエアは、その未来のためになくてはならない存在で、ヘルスケアソフトの開発者にチャレンジしている皆さんは、正に日本の未来の医療DXの担い手そのものなのです。

KuSaPプログラムは、未来の医療の担い手達が、彼らの目指す未来をできるだけ早く実現できるように、いまの日本の社会制度の「壁」を乗り越え「追い風」を活用して進むための「地図」を本格的な出発前に一緒に作る、伴走プログラムです。このプログラムを活用して未来の医療の担い手が育ち、彼らが更にその先の医療を担う担い手達を引っ張って、ヘルスケアソフトウエアが当たり前に身の回りにあり、「ソフトウエアにできる事はソフトウエアにしてもらう」未来のヘルスケアを早く創り出したいと思っています。

日本は、世界の先頭を走る超高齢社会です。日本があるべき未来の医療を描き出せれば、それは世界の医療を引っ張り、高齢化が進む世界を救う道標になるはずです。

是非、日本の、そして、世界の医療の未来を創り出すために、皆さんのお力を貸してください。

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【目標金額】

10,000,000円



【募集期間】

2025年1月22日〜2025年12月31日



【基金の使途】
薬機法で求められるSaMDのQMSプロセスに沿ったソフトウエア開発はとってもお金が掛かります。普通、ソフトウエア一件当たり数千万円から場合によっては数億円のお金が必要です。KuSaPプログラムでは、協力企業のお力を借りて、一件数百万円から一千万円までで、QMSに沿ったソフトウエア試作を特別に実施いたします。皆様からの寄付金はこの作業に充てさせていただきます。

【プロジェクトURL】
https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=33

※寄付金額に応じた特典をご用意しております。
※本基金は、税法上の優遇措置が適用されます。



【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301
E-mail:mspr@musicsecurities.com
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室(榊原)
Securite ACADEMIA E-mail:ac@musicsecurities.com
皆様

この度は、私どもグローバルナーシングリサーチセンターがとりくむ東大看護GNRC目白台プロジェクトへの貴重なご支援を賜り、誠にありがとうございました。クラウドファンディング終了にあたり、御礼を申し上げます。

人生100年時代の少子超高齢社会において、全ての住民がしあわせに日々を生きることのできる地域・職域・学校などのまちづくりは、いかにして実現するのか。私たち看護職は、ひとが生を受ける瞬間からその生命を終える瞬間まで、あらゆる段階の「生きること」を支えています。その経験から、グローバルナーシングリサーチセンターのメンバーは、ひとのしあわせ・ウェルビーングとはなにか、それをすべての人に実現するにはどうしたらよいのかを考え、イノベーティブな看護学研究の開発に努めてまいりました。このたびの新たな挑戦は、しあわせ社会実現に向かっての、看護学を中心とした異分野融合の取り組みであり、これからの時代を生きる人々へのメッセージになることを期待しています。

新たな取り組みの実現のために、本クラウドファンディングにご寄付をいただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様のご期待に沿う実績をあげられるように鋭意取り組んでまいります。私どもの目白台での活動の展開をぜひ見守っていただき、これからも応援いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
 
東京大学大学院医学系研究科グローバルナーシングリサーチセンター長
山本則子

 

プロジェクト名:「東大看護GNRC目白台プロジェクト」

URL:  https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=32

募集期間:2024年7月18日〜2024年11月30日 

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御礼と引き続きのお願い

大変お世話になっております。
東京大学大学院医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンターの山本です。

皆様のご協力のお蔭さまを持ちまして、予定終了日よりもずっと早く目標額を達成いたしました。多くの皆様のお励ましの言葉とともに、こんなに早く目標を達成することができ、大変驚き心より感謝申し上げます。

「東大看護GNRC目白台プロジェクト」の研究目的遂行を力強く推進するためには、さらに資金が必要なため、期間終了まで寄付受付を継続させていただきます。引き続き何卒ご支援賜りたくお願い申し上げます。

東京大学大学院医学系研究科附属
グローバルナーシングリサーチセンターセンター長
山本 則子


 

「東大看護GNRC目白台プロジェクト(一緒に創る、100年のしあわせ)」

【目標金額】
1,000,000円

【募集期間】
2024年7月18日〜2024年11月30日

【資金使途】
文京区目白台に新築する、地域住民の健康とウェルビーングを追求するコミュニティスペース:GNRCオープンスペースの内装等費用の一部として使用させていただきます。

【URL】
https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=32

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「東大看護 GNRC 目白台プロジェクト」
一緒に創る、100年のしあわせ

 
このたび、東京大学大学院医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセン ターが進める『東大看護 GNRC 目白台プロジェクト』の募集を開始しましたので お知らせします。


東京大学大学院医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンターは、日 本で最初の看護学研究センターとして 2017 年に設立され、イノベーティブな看護 学研究を推進し若手研究者を養成しています。


このたび、同センターは、新たな異分野融合型イノベーティブ研究プロジェクト として、看護学を基盤とした人生 100 年時代の幸福寿命の延伸を目指す「しあわ せ社会実現プロジェクト」を開始します。


東京大学目白台キャンパスに建設中の施設の 1 階部分を GNRC (Global Nursing Research Center)オープンスペースとして、区⺠の方々と共に、しあわせに暮らせ るコミュニティづくりのための活動を研究的に展開することを構想しています。

 

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【目標金額】1,000,000 円

【募集期間】2024年7月18日〜2024年11月30日

【資金使途】
文京区目白台に新築する、地域住民の健康とウェルビーングを追求するコミュニティスペー ス:GNRC オープンスペースの内装等費用の一部として使用させていただきます。


【プロジェクトURL】https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=32

※寄付金額に応じた特典をご用意しております。
※本基金は、税法上の優遇措置が適用されます。



【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301
E-mail:mspr@musicsecurities.com
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室(榊原)
Securite ACADEMIA E-mail:ac@musicsecurities.com
 

発達障害・知的障害の情報発信プラットフォーム開発
エビデンスにもとづいた確かな情報にアクセスしやすい環境構築(フェーズ2)
 

国立大学法人信州大学 医学部 子どものこころの発達医学教室は、発達障害・知的障害の人たちとその家族への理解と支援を推し進めるために、インターネットを介した情報発信プラットフォームとデータベースの開発に取り組んでいます。

具体的には、国内外の発達障害・知的障害に関する情報を収集し、エビデンスレベルを評価して、誰もが安心して利用できる客観的なデータベースを作成し発信します。また、信州大学医学部および教育学部を中心に行っている研究・教育活動を紹介するとともに、発達障害の人たちを支援するためのツールなどを開発します。

Securite Academia(寄付)では、本プロジェクトへの寄付を、フェーズ1(2023年7月1日〜2024年6月30日)、フェーズ2(2024年7月3日〜2025年6月30日)、2年に渡り募集いたします。
 

フェーズ1(2023年7月1日~2024年6月30日)では、ご寄付を活用して長野県発達障がい情報・支援センター「といろ」のウェブサイト開設を開設し、オリジナルの情報コンテンツを作成して公開しました。長野県内の各地で行われている知的障害・発達障害の支援に関する情報発信だけでなく、啓発のための動画を作成して「動画ライブラリー」として掲載を開始しました。

「といろ」のウェブサイトは下記URLからご覧いただけます。
https://naganoken-hattatsu.info/
 

フェーズ2では、「動画ライブラリー」をより一層充実させるとともに、県内外の知的障害・発達障害の支援に関する情報発信を行っていく予定です。また、国内外の研究に関する情報発信も行っていきたいと考えています。



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【目標金額】5,000,000円

【募集期間】2024年7月3日〜2025年6月30日

【基金の使途】
・情報発信プラットフォームの開発とメンテナンス
・内外の最新情報に関するデータベースの作成と更新
・発達障害・知的障害に関する調査研究
・当事者および家族を対象とした支援ツールの開発

【プロジェクトURL】https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=31
※寄付金額に応じた特典をご用意しております。
※本基金は、税法上の優遇措置が適用されます。



【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301
E-mail:mspr@musicsecurities.com
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室(榊原)
Securite ACADEMIA E-mail:ac@musicsecurities.com
 

重症型薬アレルギーの早期診断と迅速診断法の開発
薬アレルギーでの後遺症や死亡をなくすことを目指して


 ​山梨大学大学院総合研究部医学域皮膚科学講座が進める「重症型薬アレルギーの 早期診断と迅速診断法の開発」を支援するプロジェクトを開始しました。

 薬にはさまざまな副作用がありますが、どの薬剤にも共通して、薬アレルギーを起こす場合があります。 薬アレルギーは一過性、軽症で済むものもありますが、稀にスティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性 表皮壊死症と呼ばれる重篤な薬アレルギーを発症することがあり、この場合、失明や死亡に至る危険があ ります。 しかし、この重篤な薬アレルギーを進行する前に診断し、確実に死を防ぐのは難しいのが現状です。 山梨大学大学院総合研究部医学域皮膚科学講座は、重篤な薬アレルギーを早期に診断する検査法と、より 良い治療法を開発し、重篤な薬アレルギーによる後遺症や死亡をなくすことを目指しています。
 

【目標金額】3,500,000円
【募集期間】2024年6月1日〜2024年 12月31日
【基金の使途】支援いただいた寄附は、重症型薬アレルギーの早期診断と迅速診断法の開発を進めるための一部として大切に使用させていただきます。

【プロジェクトURL】https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=30

※寄付金額に応じた特典をご用意しております。
※本基金は、税法上の優遇措置が適用されます。



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【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301
E-mail:mspr@musicsecurities.com
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室(榊原)
Securite ACADEMIA E-mail:ac@musicsecurities.com
 

ゲームが拓くAI研究とその発展
コンペティションが紡ぐ技術の進化
 

 ​チェス、将棋、囲碁を題材としたゲーム研究は、人工知能研究の重要な一部を長く担ってきました。AlphaGoの登場以降、AIは多くのゲームで人間を超えるパフォーマンスを示してきましたが、近年、その欠陥が明らかになり、アマチュアでもその弱点を突くことで勝利する方法が見つかっています。深層学習を用いたAIは人間を凌駕するようになりましたが、まだ完全なものとは言い難いことが明らかになっています。ゲームの研究は、完全情報確定ゲームである囲碁や将棋から、不完全情報で不確定なゲームであるカーリングや人狼などの研究にも広がっています。ゲームを題材とした研究は、引き続きAI研究の重要なテストベッドとしての役割を果たしています。

 本事業では、囲碁、将棋、カーリング、人狼などのさまざまなゲームAIを対象とした研究を促進するためのイベントを開催し、この分野の発展に貢献することを目指しています。具体的には、電気通信大学主催のUEC杯コンピュータ囲碁大会やGAT(Game AI Tournament)、そして2025年度からの囲碁を題材とした授業の展開など、この分野で活躍する人材を育成し、分野全体の活性化を実現していきます。
 
 これまでのご寄付により、お陰様で第14~15回UEC杯コンピュータ囲碁大会、第8~9回GAT、そして2023年にはコンピュータ囲碁講習会を開催することができました。情報処理学会ゲーム情報学研究会との連携により、2023年から2024年にかけての当該分野の研究発表件数は順調に増加しています。この分野をさらに発展させ、電気通信大学をゲーム研究の中心地とするために、本プロジェクトを推進していく予定です。

 
『ゲームが拓くAI研究とその発展』
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【目標金額】300万円
【募集期間】2024年4月1日~2024年6月30日
【資金使途】
ご寄付いただいた資金は、本プロジェクトを推進するために主に以下の3つに活用させていただきます。
1.UEC杯コンピュータ囲碁大会継続運営のための資金
2.ゲームAIの大会の参加を促す講習会の運営資金
3.ゲームAI大会(GAT)を推進し、ゲーム情報学分野の研究、教育のための資金
【プロジェクトURL】https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=29
 

【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301
E-mail:mspr@musicsecurities.com
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室(榊原)
Securite ACADEMIA E-mail:ac@musicsecurities.com

◇電気通信大学 総務企画課 基金・卒業生係
〒182-8585東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 
TEL:042-443-5132(平日9時00分から17時00分まで)
FAX:042-443-5887
メールアドレス:kikin@office.uec.ac.jp

小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト
 

信州大学遺伝子・細胞治療研究開発センター/医学部小児医学教室
センター長/教授 中沢 洋三


私たちのCAR-Tプロジェクトを支援するクラウドファンディングフェーズ3(2023年1月~2023年12月)にご参加いただき本当にありがとうございました。
フェーズ3におきましても、目標金額を上回るご寄附をいただき、現在実施中の「骨髄性白血病に対するGMR CAR-T細胞の臨床試験」および「骨・軟部肉腫・婦人科悪性腫瘍に対するHER2 CAR-T細胞の臨床試験」に係るスタッフの人件費に充てさせていただきました。さらに、3つ目の新しい臨床試験「ユーイング肉腫・固形腫瘍に対するEPHB4 CAR-T細胞の臨床試験」の治験届も受理され、2024年上半期中に治験が開始されることとなりました。第4、第5の臨床試験の芽となる新しいCAR-T細胞も続々と誕生しております。

2020年12月にフェーズ1を開始した「小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト」は今回のフェーズ3までに、延べ503人の方から総額48,411,420円のご寄付をいただく結果となりました。この3年間、日本医療研究開発機構 (AMED)の事業費だけでは捻出が困難であった人件費、基礎・応用研究費、特許出願費などに、このご寄付を充てさせていただいた結果、10編の国際論文を発表し、3本の医師主導治験を走らせることができました。また、基礎・応用研究から見出された新しいCAR-Tシーズについては、次の医師主導治験の開始に向けた準備が始まっています。

思えば4年前、資金難で治験開始が危ぶまれている状況で藁にもすがる思いで挑戦したこのクラウドファンディングでしたが、予想をはるかに上回る多くの方からのご支援をいただけたことに、この場をお借りして心より感謝申し上げます。一方で、これだけのご支援をいただくということは、“小児がん、希少がん、難治性がん”に対する皆さまの、言葉にならないほどのお気持ちやご経験があってのことと拝察いたします。これからは、皆さまのご厚意に甘えることなく、国の事業費のみでCAR-Tの研究開発と臨床試験を継続していきますが、皆さまのご期待に添えるような結果が出せるよう、スタッフ一同全力で臨床開発に臨む所存です。

以下に研究開発や臨床試験の様子をご紹介いただいたYouTube配信のURLを掲載しました。さらなる進捗がありましたら、今後も情報発信を続けて参りますので、今後とも温かく見守っていただけたら幸いです。本当にありがとうございました!


・2020年度 信州のファーストペンギン
「難治性がんと闘う子どもたちの未来をつくる」
https://www.youtube.com/watch?v=Vw8MbRZJFxQ

・2021年7月15日 abnステーション「コレイマ」
「信州大学発!次世代のがん治療とは」
https://www.youtube.com/watch?v=NCPSs1iTTi8

・2022年8月31日abnステーション
「次世代のがん治療〟信大で研究~白血病の少女との出会いきっかけに~」
第54回(2023年)科学放送高柳賞 優秀賞受賞番組
https://www.youtube.com/watch?v=tJz8fhUHI4k

 

小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト
 
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小児医学教室実験室における基礎応用研究


 
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信大病院先端細胞治療センター内における治験用CAR-T細胞の製造



 
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信大CAR-Tチームの集合写真
 

国立大学法人信州大学 学術研究・産学官連携推進機構/遺伝子・細胞治療研究開発センター
「小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト」
フェーズ1:2020年12月7日~2021年12月31日
フェーズ2:2022年1月1日~2022年12月31日
フェーズ3:2023年1月1日~2023年12月31日

3年に渡りご支援を継続いただきまして、心よりお礼を申し上げます。

 
ミュージックセキュリティーズ株式会社
産学官連携推進室
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