次世代医療・iPS細胞治療研究センター基金募集開始
-コロナ禍における新たな医療を生み出す取組-
11月25日、バイエル製薬オープンイノベーションプログラム「G4A Tokyo」において、シンポジウムが開催されました。第8回目となる今回は、デジタルヘルス領域における産学連携の更なる推進に向け、「京都大学 x G4A Tokyo デジタルヘルスシンポジウム ~研究から社会実装への課題と打開の可能性~」と題し、シンポジウムとポスタービューイングを組み合わせた方法で開催されました。
本シンポジウムにおいて、京都大学大学院医学研究科眼科学の沼先生がポスター賞を受賞されました。
【ポスター賞】「疾患理解を深めるPersonal Health Record ~眼科専門医が緑内障に取り組む」
<シンポジウム詳細>
「京都大学 x G4A Tokyo デジタルヘルスシンポジウム
~研究から社会実装への課題と打開の可能性~」
共催
京都大学オープンイノベーション機構
京都大学医学研究科「医学領域」産学連携推進機構
関西広域医療データ人材教育拠点形成事業(KUEP-DHI)
バイエル薬品株式会社
日時 2021年11月25日(木)13:00~17:00
場所 Zoomウェビナー形式ライブ配信
https://www.g4atokyo.jp/theme/theme08
本研究プロジェクトへの応援は、こちらからお願いします。
「病状説明2.0 ~NO密だけど濃密な説明ができる診察室を~」
以上、ご報告とご案内を申し上げます。
子宮頸がんの啓蒙を行うティール&ホワイト月間にむけての研究開発基金
長年日本人の死因1位であり続けている、がん(悪性新生物)の研究で、患者さんが闘病生活で肉体的苦痛だけでなく精神的苦痛にもさいなまれていて回復を妨げる大きな要因となっていることが明らかになってきています。そんな中、京都大学婦人科学産科学では、婦人科がん患者さんのQOL(生活の質)に関する研究を行い、QOLの把握と改善を目指したアプリ開発を本格化しています。研究開発の促進のため、ミュージックセキュリティーズ産学官連携推進室は、京都大学大学院医学研究科婦人科学産科学と連携し、寄付金の募集を始めたことをお知らせします。
がん患者さんは、がんと診断された時から、様々な不安を感じます。また、長く大変ながん治療を受けることで、不安だけではなく副作用などで身体面でQOLを落とします。そのような心身ともに大変なストレスの中でがん治療を受けていますが、不安なときに相談する医療窓口はなく、自己管理が正しいのかもわかりません。
この研究では、がん患者さんの日常生活やQOLをヘルスケアアプリを用いて患者さん自身が自己管理を行いつつ、医療者が把握することができる社会を作りたいと考えています。そのためにはアプリを用いて患者の生活情報をデータ(ライフログ)として管理するシステムが必要です。また、ライフログと病気との関係を調べます。がん患者さんのQOLを改善し、元気になることで社会復帰を目指すものです。今月は、乳がんの早期発見・適切な治療の大切さを伝えるピンクリボン月間、1月には子宮頸がんの啓蒙を行うティール&ホワイト月間がひかえています。今回の研究と実践は、ピンクリボン運動やティール&ホワイトリボン運動にも大きな貢献ができると考えています。京都大学大学院医学研究科婦人科学産科学の挑戦を、どうぞご支援ください。
プロジェクトの詳細
基金名:「がん患者のQOL向上を目指した、がんヘルスケア基金」
募集期間:2021年10月22日から2022年2月28日まで
(先行受付:2021年10月19日-2021年10月21日)
募集サイト: https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=13
【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301 090-4944-8663(小笹) E-mail:mspr@musicsecurities.com
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室(榊原)
Securite ACADEMIA E-mail:ac@musicsecurities.com
「病状説明2.0 ~NO密だけど濃密な説明ができる診察室を~」報告(第1回)
京都大学医学研究科 眼科学教室
沼 尚吾
京都大学医学研究科 眼科学教室の沼です。このたびは、研究プロジェクト「病状説明2.0 ~NO密だけど濃密な説明ができる診察室を~」にご支援をいただき、心よりお礼を申し上げま す。
皆様のご支援のおかげで、「1医療現場での患者・患者家族・医療者へのアンケート」を実 施することができました。現在は、このアンケート調査をもとに「患者と家族が適切に緑内障 について情報共有を図ることができるスマートフォン上でのアプリケーション」の開発を進め ております。
8月4日には、京都大学学術研究支援室(KURA)産官学連携推進グループ主催のイベン ト、「京都大学インダストリアルデイ2021-XR~世界最先端のアグリ・バイオ・医療ICT研究 ~」にて本プロジェクトの概要について発表いたしました。企業、自治体、研究施設等、多様 かつ非常に多数の参加者にご視聴いただき、盛況のうちに終わり、早速新聞社より取材依頼が あり、アカデミアと産業分野との連携に高い関心が寄せられていることがうかがえました。
引き続き、開発の実現に向けて取り組んでまいります。今後とも、皆様からのご支援、なに とぞよろしくお願いいたします。
「小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト」報告(第1回)
信州大学の中沢です。このたびは私たちのCAR-Tプロジェクトに厚いご支援をいただき心より感謝申し上げます。私たちは日本発・信州大学発の次世代がん治療法「非ウイルス遺伝子改変CAR-T細胞」の開発に取り組んでいます。昨年12月からこのクラウドファンディングを開始しましたが、おかげさまでプロジェクトは着実に進んでいます。ご寄付は、試薬費、機器整備費、人件費、特許出願費などに使わせていただいております。今後ともご支援のほどお願い申し上げます。
CAR-T研究開発ニュース(2020年12月―2021年6月)
2021年3月22日にGMR CAR-T細胞の医師主導治験が開始されました。GMR CAR-T細胞は信州大学が10年の年月をかけて開発してきた世界初のCAR-T細胞です。急性骨髄性白血病と若年性骨髄単球性白血病を対象とするCAR-T細胞の臨床試験としてもそれぞれ日本初、世界初となります。ご期待ください!
(2021年3月22日 信大病院記者会見)
4編の国際論文を発表しました。
1. Yagyu S, et al. Clin Transl Immunology. 2021;10(6):e1291.
2. Hasegawa A, et al. Clin Transl Immunology. 2021;10(5):e1282.
3. Nakamura K, et al. Mol Ther Methods Clin Dev. 2021;21:315-324.
4. Kubo H, et al. Mol Ther Oncolytics. 2021;20:646-658.
研究成果を米国血液学会、欧州血液学会、日本造血細胞移植学会、日本再生医療学会、日本小児科学会、日本産婦人科・新生児血液学会で講演・発表しました。
YouTube動画“信州のファーストペンギン『難治性がんと闘う子どもたちの未来をつくる』”を配信しました。
(https://www.youtube.com/watch?v=Vw8MbRZJFxQ&t=3s)
3種類の新しいCAR-T細胞の研究開発に取り組んでいます。
ご賛同・ご支援への御礼と引き続きのお願い
京都大学医学部附属病院細胞療法センター(C-RACT)「細胞療法の新規開発基金」に、多くのご賛同とご支援を頂戴し、誠にありがとうございます。
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