ゲームが拓くAI研究とその発展
コンペティションが紡ぐ技術の進化
小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト
私たちのCAR-Tプロジェクトを支援するクラウドファンディングフェーズ3(2023年1月~2023年12月)にご参加いただき本当にありがとうございました。
フェーズ3におきましても、目標金額を上回るご寄附をいただき、現在実施中の「骨髄性白血病に対するGMR CAR-T細胞の臨床試験」および「骨・軟部肉腫・婦人科悪性腫瘍に対するHER2 CAR-T細胞の臨床試験」に係るスタッフの人件費に充てさせていただきました。さらに、3つ目の新しい臨床試験「ユーイング肉腫・固形腫瘍に対するEPHB4 CAR-T細胞の臨床試験」の治験届も受理され、2024年上半期中に治験が開始されることとなりました。第4、第5の臨床試験の芽となる新しいCAR-T細胞も続々と誕生しております。
2020年12月にフェーズ1を開始した「小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト」は今回のフェーズ3までに、延べ503人の方から総額48,411,420円のご寄付をいただく結果となりました。この3年間、日本医療研究開発機構 (AMED)の事業費だけでは捻出が困難であった人件費、基礎・応用研究費、特許出願費などに、このご寄付を充てさせていただいた結果、10編の国際論文を発表し、3本の医師主導治験を走らせることができました。また、基礎・応用研究から見出された新しいCAR-Tシーズについては、次の医師主導治験の開始に向けた準備が始まっています。
思えば4年前、資金難で治験開始が危ぶまれている状況で藁にもすがる思いで挑戦したこのクラウドファンディングでしたが、予想をはるかに上回る多くの方からのご支援をいただけたことに、この場をお借りして心より感謝申し上げます。一方で、これだけのご支援をいただくということは、“小児がん、希少がん、難治性がん”に対する皆さまの、言葉にならないほどのお気持ちやご経験があってのことと拝察いたします。これからは、皆さまのご厚意に甘えることなく、国の事業費のみでCAR-Tの研究開発と臨床試験を継続していきますが、皆さまのご期待に添えるような結果が出せるよう、スタッフ一同全力で臨床開発に臨む所存です。
以下に研究開発や臨床試験の様子をご紹介いただいたYouTube配信のURLを掲載しました。さらなる進捗がありましたら、今後も情報発信を続けて参りますので、今後とも温かく見守っていただけたら幸いです。本当にありがとうございました!
・2020年度 信州のファーストペンギン
「難治性がんと闘う子どもたちの未来をつくる」
https://www.youtube.com/watch?v=Vw8MbRZJFxQ
・2021年7月15日 abnステーション「コレイマ」
「信州大学発!次世代のがん治療とは」
https://www.youtube.com/watch?v=NCPSs1iTTi8
・2022年8月31日abnステーション
「次世代のがん治療〟信大で研究~白血病の少女との出会いきっかけに~」
第54回(2023年)科学放送高柳賞 優秀賞受賞番組
https://www.youtube.com/watch?v=tJz8fhUHI4k
信大CAR-Tチームの集合写真
本プロジェクトへの寄付は、一般社団法人日本パスツール財団への寄付として取り扱われます。
個人様の場合、所得税の申告時に、寄付金控除はありません。
法人様の場合は、資本金等の額と所得の額に応じて計算した損金算入限度額までは損金算入できます。
(個人様、法人様、領収書の発行をいたします。領収書の日付は、寄付申込日ではなく、寄付をされた翌月末の日付となります。)
東京大学大学院理学系研究科附属植物園
「Life in Greenプロジェクト(小石川&日光植物園)」
東京大学大学院理学系研究科附属植物園は、牧野富太郎らに代表される日本の植物学の礎を築いた植物学者が活躍した「日本の近代植物学発祥の地」であり、植物多様性研究の世界的拠点の一つです。小石川植物園の本館には、明治期から集められた、多くの基準標本を含む 80 万点を超える植物標本が収蔵されており、植物園の研究者だけでなく世界中の植物学者に日々利用されています。
しかし、本館の老朽化により建物では雨漏りが進行しており、貴重な植物標本の収蔵環境が憂慮すべき状況にあります。また、収蔵庫がすでに満杯に達しており、標本の収集という本来の機能が果たせていません。本館では外壁の痛みも激しく、歴史的建造物である本館の保存も大きな課題です。
2027年に150周年を迎える当植物園では、Life in Green Project第 3 期で植物標本の収蔵環境を改善するための施設整備を行い、さらに歴史的建造物である本館の修理を進めます。現在、本館は一般に公開されておりませんが、植物標本を新しい収蔵施設に移すことができれば、本館の一部を公開して講義室や休憩スペースとして活用できます。その実現のため、国等の予算獲得に全力を尽くしますが、皆様のご支援が確実に大きな力になります。
生物多様性の危機、急激な気候変動、グリーントランスフォーメーション(GX)などが叫ばれる中、植物学が果たすべき役割はますます大きくなっています。海外の有力な植物園は、より強固な財政基盤のもと、絶滅危惧植物の保全や植物の教育普及の場としての高い機能を果たしながら、時代の変化に合った植物研究施設として発展し続けています。150 周年を機に、日本が誇る世界の小石川植物園、日光植物園へと大きく舵を切るために、皆様のご支援を賜わりますようお願い申し上げます。
東京大学大学院理学系研究科附属植物園
園長・教授 川北 篤
募集期間と使途
【目標金額】
1,000,000円
【募集期間】
2023年8月22日〜2023年11月30日
【基金の使途】
・標本の収蔵施設移設費
・本館のリニューアル経費
・植物園の教育・研究に関わる経費
Life in Greenプロジェクト(小石川&日光植物園)
URL:https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=24
【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301
E-mail:mspr@musicsecurities.com
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室(榊原)
Securite ACADEMIA E-mail:ac@musicsecurities.com
プライバシーポリシー | 特定商取引法に基づく表記 | 利用規約
ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室
第二種金融商品取引業者 関東財務局(金商)第1791号 加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
Copyright (C) 2020 Music Securities,Inc. All Rights Reserved.