発達障害・知的障害の情報発信プラットフォーム開発

エビデンスにもとづいた確かな情報にアクセスしやすい環境構築(フェーズ2)
国立大学法人信州大学 医学部
現在 33%
集まっている金額
¥1,661,900
参加人数
66人
募集終了まで
92日

国立大学法人信州大学医学部は、長野県松本市にあります。大学から車で7分ほどの場所には、国宝松本城があります。天守は安土桃山時代末期ー江戸時代初期に建造された現存天守の一つとして国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されています。このような歴史と自然に恵まれた環境のなかに大学と附属病院が置かれ、私たちは、研究と教育を追求しています。

このたび、医学部 子どものこころの発達医学教室は、発達障害・知的障害の人たちとその家族への理解と支援を推し進めるために、インターネットを介した情報発信プラットフォームとデータベースの開発に取り組みます。国内外の発達障害・知的障害に関する情報を収集し、エビデンスレベルを評価して、誰もが安心して利用できる客観的なデータベースを作成し、発信します。また、信州大学医学部および教育学部を中心に行っている研究・教育活動を紹介するとともに、発達障害の人たちを支援するためのツールなどを開発します。

本プロジェクトへの寄付を、フェーズ1(2023年7月1日〜2024年6月30日)、フェーズ2(2024年7月3日〜2025年6月30日)、2年に渡り募集いたします。フェーズ1では、ご寄付を活用して長野県発達障がい情報・支援センター「といろ」のウェブサイト開設を開設し、オリジナルの情報コンテンツを作成して公開しました。長野県内の各地で行われている知的障害・発達障害の支援に関する情報発信だけでなく、啓発のための動画を作成して「動画ライブラリー」として掲載を開始しました。

「といろ」のウェブサイトは下記URLからご覧いただけます。
https://naganoken-hattatsu.info/

フェーズ2では、「動画ライブラリー」をより一層充実させるとともに、県内外の知的障害・発達障害の支援に関する情報発信を行っていく予定です。また、国内外の研究に関する情報発信も行っていきたいと考えています。

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信州大学医学部附属病院

募集期間と使途

【目標金額】
5,000,000円

【募集期間】
2024年7月3日〜2025年6月30日

【基金の使途】
・情報発信プラットフォームの開発とメンテナンス
・内外の最新情報に関するデータベースの作成と更新
・発達障害・知的障害に関する調査研究
・当事者および家族を対象とした支援ツールの開発


ますます関心が高まる発達障害・知的障害

近年、発達障害・知的障害に対する社会的関心が著しく高まっています。令和4年度に文部科学省が行った調査では、小学校・中学校の通常学級の中に学習面または行動面において特別な配慮を要すると思われる児童・生徒が8.8%存在するとの報告が出され、その中には自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、学習障害などの発達障害の特性を有する児童・生徒が多く含まれていると思われます。また、特別支援学級および特別支援学校に在籍する知的障害の児童・生徒を合わせると、義務教育期間中の子どもたちの約1割が発達障害・知的障害を有すると考えられます。
発達障害・知的障害は子どもだけの問題ではなく、成人期に達しても認知・行動・対人関係・学習などさまざまな機能における異常による社会的生活の支障が持続します。したがって、あらゆるライフステージにおいて発達障害・知的障害の人たちへの支援体制を構築していくことは、喫緊の課題です。

信頼のおける情報プラットフォーム構築へ

近年では、メディア等でも発達障害・知的障害に関する情報が次々と出されています。なかでもインターネットを用いたSNSや動画配信などによる情報発信は、当事者や家族が気軽にアクセスできます。しかし、中には学術的エビデンスが不十分な情報を断定的に流布するような発信も散見されます。
このプロジェクトでは、インターネットを介した発達障害・知的障害の情報データベースを開発し、国内外の情報を収集し、エビデンスレベルを評価して、誰もが信頼し、安心して利用できる客観的な情報を発信する「発達障害・知的障害に関する情報発信プラットフォーム」を構築します。

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信頼できる情報を選定し、プラットフォーム構築して発信します。

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研究成果を専門的な論文だけでなく、一般の方々に広く伝える方法を構築します。

発達障害・知的障害に関する研究開発

信州大学では、医学部および教育学部を中心に、発達障害・知的障害の調査・研究を行っています。行われた研究の成果は、報告書や論文などの形で公開されます。しかし、一般の人たちにはアクセスしにくく、アクセスできたとしても難解な専門用語を使われているなどの理由で、せっかくの情報が広く周知されにくいのが現状です。
このプロジェクトでは、信州大学で行われた調査・研究を広く一般の人たちにもわかりやすい形で情報発信していく予定です。

研究体制

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本田 秀夫

精神医学
教授
医学部子どものこころの発達医学教室

経歴

1988年 東京大学医学部卒業

篠山 大明

精神医学
准教授
医学部精神医学教室

新美 妙美

小児医学
特任助教
医学部子どものこころの発達医学教室

永春 幸子

小児医学
特任助教
医学部子どものこころの発達医学教室


税法上の優遇措置が適用されます
本プロジェクトへの寄付後、信州大学より送られてくる領収書を控除証明書として確定申告書に添付し所轄税務署へご提出ください。領収書の日付は、寄付申込日ではなく、寄付をされた翌月末の日付となります。

詳細はこちら
 
お知らせはまだありません。
2025.03.26 愛知県 頑張ってください
2025.03.19 神奈川県 臨床心理士を目指して勉強中です。勉強を進めれば進めるほど、社会に発信される情報の重さに気付かされます。文部科学省の行った調査の「小・中学校の通常学級の中に特別な配慮を要すると思われる児童・生徒」の中には、目立たず、大人の注意をひかない子どもや、「問題ない」と見える子どもも存在すると考えます。そのような子どもたちが見過ごされぬよう、私たち大人が日々学びを深め、声のない声に耳を傾けられる社会になる必要があると思います。そのためにも、私自身、日々努力を怠らずに、そして、皆様の研究に、ささやかではありますが貢献させて頂きたく存じます。
2025.03.02 神奈川県 多くの方に適切な情報が届くことを願っています。
2025.02.27 長野県 精力的なご活動に微力ながら賛同させて頂きます!原哲也
2025.02.27 京都府 動画等貴重な情報発信をいただき、ありがとうございます。ますます充実することを期待し、応援しております。 Y.K.
2025.02.13 山梨県 発達障がいを持つ当事者及び家族、見守ります社会環境のために、ご活躍頂きます先生方に、微力ながらではありますが、寄付させて頂きます。
2025.02.10 大阪府 先ほどは間違ったメアドで申し込みました。magowada@docomo.ne.jpで申し込んだ分はそのアドレスはありませんので、キャンセル願います。
2025.02.10 大阪府 応援しています
2025.02.10 神奈川県 ASDの子どもがいるため期待しております。
2025.02.10 神奈川県 応援しています
2025.02.10 長野県 自閉症スペクトラムと診断を受けた子どもを育てております。本田先生の著書を数冊購入し大変参考にさせて頂いております。引き続き応援の気持ちをこめて心ばかり寄付させて頂きました。今後とも応援しております。
2025.02.09 福岡県 第28回日本自閉症協会全国大会ALLかながわ大会の本田先生の講演でファンディングの事を知りました。福岡県在中のため動画ライブラリーで情報発信をしていただけるのは本当に有難いです。応援しております。
2025.02.09 長野県 私も障害当事者です 研究の進展を祈念致します
2025.02.09 神奈川県 頑張って下さい
2025.01.16 神奈川県 横浜市西部療育センターで子どもが本田先生に大変お世話になりました。わずかですが、お役に立てれば幸いです。
2025.01.14 東京都 保育、療育の現場でエビデンスに基づく行動が支援者間で理解し合えるような「基地」になってほしいです。心から応援しています。
2025.01.14 長野県 同じ長野県民として応援しております
2025.01.14 北海道 貴重な情報発信をありがとうございます。 息子の子育てや自分の人生に役立てたいです。
2025.01.14 神奈川県 応援してます。
2025.01.03 千葉県 ネット上では発達障害の不正確な情報が多くなっています。 発達障害の正確な情報が広まることを期待しています。
2024.12.25 石川県 遅くなりました。来年もよろしくお願い申し上げます。再来年は寄付できないかもしれません…
2024.12.20 日本 【見捨てられた、】50歳を越してしまった、私の様な「面倒臭いオヤジ」に向けても 是非とも, 光を当てて下さい!! 強く、お願い申し上げます。
2024.12.14 岡山県 発達障害のある成人の方々の支援に関わっています。SNS等での発信がしやすくなった分、あいまいだったり、怪しげな情報も溢れているように感じています。当事者が悪意のある情報にアクセスしてしまい傷ついている事もあります。エビデンスに基づいた誰もが信頼でき、安心してアクセスできるプラットフォームの構築というところに必要性を感じました。多くの人の支えになりますように。応援させていただきます。
2024.12.14 神奈川県 応援しております! 頑張って下さい。
2024.12.11 長野県 本田秀夫先生の講演会を拝聴し、子どもだけでなく私自身も発達特性のある大人だったのだと再認識し、自身の心が軽くなる思いがしました。この寄付を通じて、困っている大人や子どもの心が軽くなるような確かな情報が共有され、より多くの人々の助けになることを願っています。
2024.11.30 兵庫県 子どもに特性があることが判明した際に、診ていただいた先生から本田先生の著作を紹介されて、とても勉強になりました。もっと理解を深め、多くの方に現状知ってもらえる場所になりますよう応援させていただきます。
2024.11.21 長野県 子供たちの明るい未来のために
2024.10.23 神奈川県 発達障害当事者です。私は未成年に診断をされもっと早く発達障害と診断されてればと思った事があります。このアプリのお役にたてればと思い寄付しました。頑張ってください。
2024.10.04 長野県 発達障害当事者です 今後の更なる研究を 応援しております
2024.09.06 長野県 本田先生が信大に松本にいてくれることが、心強いです。といろが、未来にむかう子どもたちが安心して過ごせる心のお薬となりますように。
2024.09.03 神奈川県 息子も発達障害があり、放課後デイサービスや児童精神科のお世話になり、学校も個別支援級に通っています。 様々な面で情報の少なさを痛感します。 誰かの助けになりますように。 そして皆さんの夢が現実となりますように。
2024.08.30 東京都 誰もが尊重され、生きやすい社会づくりになるよう、研究成果に期待しています。
2024.08.24 長野県 先生方のお話を聞いて、親として勇気づけられました。これからもご活躍ください。
2024.08.02 神奈川県 小学校5年生(支援学級)自閉スペクトラム症の息子の母です。 本田先生の書籍や発信をよりどころに日々奮闘しております。 エビデンスに基づいた情報こそ求めているものですので、フェーズ2の達成を応援しています。
2024.07.11 山梨県 少しでもお役に立てれば幸いです
2024.07.09 東京都 藤倉学園と言う知的障害施設に従事するものとして、成果を期待しております。
2024.07.09 鹿児島県 応援します。些少ですがお役立て下さい。
2024.07.09 岩手県 発達障害・知的障害に関する信頼できる情報の蓄積は、家族や教育関係者など多くの人の支えになります。ありがとうございます。
2024.07.04 佐倉市 ご成功を祈っています
2024.07.04 愛知県 こどもの発達に関わる情報は何か正しいのか判断が難しいです。そんな中、本田先生の取り組みは素晴らしいです。ほんの少しで恐縮ですが応援させていただきます。

応援コメント

2025.03.26 愛知県
頑張ってください
2025.03.19 神奈川県
臨床心理士を目指して勉強中です。勉強を進めれば進めるほど、社会に発信される情報の重さに気付かされます。文部科学省の行った調査の「小・中学校の通常学級の中に特別な配慮を要すると思われる児童・生徒」の中には、目立たず、大人の注意をひかない子どもや、「問題ない」と見える子どもも存在すると考えます。そのような子どもたちが見過ごされぬよう、私たち大人が日々学びを深め、声のない声に耳を傾けられる社会になる必要があると思います。そのためにも、私自身、日々努力を怠らずに、そして、皆様の研究に、ささやかではありますが貢献させて頂きたく存じます。
2025.03.02 神奈川県
多くの方に適切な情報が届くことを願っています。

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