発達障害・知的障害の情報発信プラットフォーム開発

エビデンスにもとづいた確かな情報にアクセスしやすい環境構築(フェーズ2)
国立大学法人信州大学 医学部
現在 7%
集まっている金額
¥379,000
参加人数
19人
募集終了まで
313日

国立大学法人信州大学医学部は、長野県松本市にあります。大学から車で7分ほどの場所には、国宝松本城があります。天守は安土桃山時代末期ー江戸時代初期に建造された現存天守の一つとして国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されています。このような歴史と自然に恵まれた環境のなかに大学と附属病院が置かれ、私たちは、研究と教育を追求しています。

このたび、医学部 子どものこころの発達医学教室は、発達障害・知的障害の人たちとその家族への理解と支援を推し進めるために、インターネットを介した情報発信プラットフォームとデータベースの開発に取り組みます。国内外の発達障害・知的障害に関する情報を収集し、エビデンスレベルを評価して、誰もが安心して利用できる客観的なデータベースを作成し、発信します。また、信州大学医学部および教育学部を中心に行っている研究・教育活動を紹介するとともに、発達障害の人たちを支援するためのツールなどを開発します。

本プロジェクトへの寄付を、フェーズ1(2023年7月1日〜2024年6月30日)、フェーズ2(2024年7月3日〜2025年6月30日)、2年に渡り募集いたします。フェーズ1では、ご寄付を活用して長野県発達障がい情報・支援センター「といろ」のウェブサイト開設を開設し、オリジナルの情報コンテンツを作成して公開しました。長野県内の各地で行われている知的障害・発達障害の支援に関する情報発信だけでなく、啓発のための動画を作成して「動画ライブラリー」として掲載を開始しました。

「といろ」のウェブサイトは下記URLからご覧いただけます。
https://naganoken-hattatsu.info/

フェーズ2では、「動画ライブラリー」をより一層充実させるとともに、県内外の知的障害・発達障害の支援に関する情報発信を行っていく予定です。また、国内外の研究に関する情報発信も行っていきたいと考えています。

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信州大学医学部附属病院

募集期間と使途

【目標金額】
5,000,000円

【募集期間】
2024年7月3日〜2025年6月30日

【基金の使途】
・情報発信プラットフォームの開発とメンテナンス
・内外の最新情報に関するデータベースの作成と更新
・発達障害・知的障害に関する調査研究
・当事者および家族を対象とした支援ツールの開発


ますます関心が高まる発達障害・知的障害

近年、発達障害・知的障害に対する社会的関心が著しく高まっています。令和4年度に文部科学省が行った調査では、小学校・中学校の通常学級の中に学習面または行動面において特別な配慮を要すると思われる児童・生徒が8.8%存在するとの報告が出され、その中には自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、学習障害などの発達障害の特性を有する児童・生徒が多く含まれていると思われます。また、特別支援学級および特別支援学校に在籍する知的障害の児童・生徒を合わせると、義務教育期間中の子どもたちの約1割が発達障害・知的障害を有すると考えられます。
発達障害・知的障害は子どもだけの問題ではなく、成人期に達しても認知・行動・対人関係・学習などさまざまな機能における異常による社会的生活の支障が持続します。したがって、あらゆるライフステージにおいて発達障害・知的障害の人たちへの支援体制を構築していくことは、喫緊の課題です。

信頼のおける情報プラットフォーム構築へ

近年では、メディア等でも発達障害・知的障害に関する情報が次々と出されています。なかでもインターネットを用いたSNSや動画配信などによる情報発信は、当事者や家族が気軽にアクセスできます。しかし、中には学術的エビデンスが不十分な情報を断定的に流布するような発信も散見されます。
このプロジェクトでは、インターネットを介した発達障害・知的障害の情報データベースを開発し、国内外の情報を収集し、エビデンスレベルを評価して、誰もが信頼し、安心して利用できる客観的な情報を発信する「発達障害・知的障害に関する情報発信プラットフォーム」を構築します。

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信頼できる情報を選定し、プラットフォーム構築して発信します。

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研究成果を専門的な論文だけでなく、一般の方々に広く伝える方法を構築します。

発達障害・知的障害に関する研究開発

信州大学では、医学部および教育学部を中心に、発達障害・知的障害の調査・研究を行っています。行われた研究の成果は、報告書や論文などの形で公開されます。しかし、一般の人たちにはアクセスしにくく、アクセスできたとしても難解な専門用語を使われているなどの理由で、せっかくの情報が広く周知されにくいのが現状です。
このプロジェクトでは、信州大学で行われた調査・研究を広く一般の人たちにもわかりやすい形で情報発信していく予定です。

研究体制

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本田 秀夫

精神医学
教授
医学部子どものこころの発達医学教室

経歴

1988年 東京大学医学部卒業

篠山 大明

精神医学
准教授
医学部精神医学教室

新美 妙美

小児医学
特任助教
医学部子どものこころの発達医学教室

永春 幸子

小児医学
特任助教
医学部子どものこころの発達医学教室


税法上の優遇措置が適用されます
本プロジェクトへの寄付後、信州大学より送られてくる領収書を控除証明書として確定申告書に添付し所轄税務署へご提出ください。領収書の日付は、寄付申込日ではなく、寄付をされた翌月末の日付となります。

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2024.08.02 神奈川県 小学校5年生(支援学級)自閉スペクトラム症の息子の母です。 本田先生の書籍や発信をよりどころに日々奮闘しております。 エビデンスに基づいた情報こそ求めているものですので、フェーズ2の達成を応援しています。
2024.07.11 山梨県 少しでもお役に立てれば幸いです
2024.07.09 東京都 藤倉学園と言う知的障害施設に従事するものとして、成果を期待しております。
2024.07.09 鹿児島県 応援します。些少ですがお役立て下さい。
2024.07.09 岩手県 発達障害・知的障害に関する信頼できる情報の蓄積は、家族や教育関係者など多くの人の支えになります。ありがとうございます。
2024.07.04 佐倉市 ご成功を祈っています
2024.07.04 愛知県 こどもの発達に関わる情報は何か正しいのか判断が難しいです。そんな中、本田先生の取り組みは素晴らしいです。ほんの少しで恐縮ですが応援させていただきます。

応援コメント

2024.08.02 神奈川県
小学校5年生(支援学級)自閉スペクトラム症の息子の母です。 本田先生の書籍や発信をよりどころに日々奮闘しております。 エビデンスに基づいた情報こそ求めているものですので、フェーズ2の達成を応援しています。
2024.07.11 山梨県
少しでもお役に立てれば幸いです
2024.07.09 東京都
藤倉学園と言う知的障害施設に従事するものとして、成果を期待しております。

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