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BioJapanにて京大メディカルイノベーション大学院プログラムの紹介を行いました。

2022年10月12日(水)~14日(金) パシフィコ横浜で開催されたBioJapanの
展示会場内特設ステージにて、メディカルイノベーション大学院プログラム(MIP)について30分間の紹介を行いました。
製薬企業、他大学から数十名の聴講者があり、MIPに関する資料を展示したブースにも多くの来訪者がありました。
BioJapanはアジア最大のバイオ関連ビジネスパートナリングイベントです。

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『医療分野における人材育成改革基金』
https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=18

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募集期間と使途
【目標金額】
 2,000,000円
【募集期間】
 2022年10月7日〜2023年3月31日
【基金の使途】
 京都大学大学院医学研究科・附属病院で培った教育コンテンツを学内のみならず、他大学、他の医療機関へも広げていきたいと考えています。つまり、今回の医学研究科・附属病院へのご支援を呼び水に、新しい教育実践の輪を広げ、日本全国の教育機関・企業の方々と共に新しい時代に対応した人材を育成できる大学院教育発展を目指したいと思います。
 まずは、皆さまのご支援を受けて、現在学内で実施している教育コンテンツの整備と学外発信のための基盤づくりを行い、スモールスケールで活動を開始したいと考えています。全国に対して教育を提供できる組織体(コンソーシアム)を形成し、事務局機能を継続的かつ安定的に運営可能となるまでに、約3年程度を見込んでいます。
 目的とする大学院教育は、少人数制のワークショップ形式が主軸となりますが、今後の全国的な展開を見据え、誰もが何時でもアクセス可能なe-ラーニング教材を活用し、効率の良い学習環境を整えたいと思います。
よろしくお願いいたします。

 

京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構

 

 11月25日、バイエル製薬オープンイノベーションプログラム「G4A Tokyo」において、シンポジウムが開催されました。第8回目となる今回は、デジタルヘルス領域における産学連携の更なる推進に向け、「京都大学 x G4A Tokyo デジタルヘルスシンポジウム ~研究から社会実装への課題と打開の可能性~」と題し、シンポジウムとポスタービューイングを組み合わせた方法で開催されました。

 本シンポジウムにおいて、京都大学大学院医学研究科眼科学の沼先生がポスター賞を受賞されました。

【ポスター賞】「疾患理解を深めるPersonal Health Record ~眼科専門医が緑内障に取り組む」



<シンポジウム詳細>
「京都大学 x G4A Tokyo デジタルヘルスシンポジウム
~研究から社会実装への課題と打開の可能性~」

共催
京都大学オープンイノベーション機構
京都大学医学研究科「医学領域」産学連携推進機構
関西広域医療データ人材教育拠点形成事業(KUEP-DHI)
バイエル薬品株式会社

日時    2021年11月25日(木)13:00~17:00
場所    Zoomウェビナー形式ライブ配信
https://www.g4atokyo.jp/theme/theme08

本研究プロジェクトへの応援は、こちらからお願いします。
病状説明2.0 ~NO密だけど濃密な説明ができる診察室を~

以上、ご報告とご案内を申し上げます。

「病状説明2.0 ~NO密だけど濃密な説明ができる診察室を~」報告(第1回)


京都大学医学研究科 眼科学教室
沼 尚吾

 京都大学医学研究科 眼科学教室の沼です。このたびは、研究プロジェクト「病状説明2.0 ~NO密だけど濃密な説明ができる診察室を~」にご支援をいただき、心よりお礼を申し上げま す。  

 皆様のご支援のおかげで、「1医療現場での患者・患者家族・医療者へのアンケート」を実 施することができました。現在は、このアンケート調査をもとに「患者と家族が適切に緑内障 について情報共有を図ることができるスマートフォン上でのアプリケーション」の開発を進め ております。

  8月4日には、京都大学学術研究支援室(KURA)産官学連携推進グループ主催のイベン ト、「京都大学インダストリアルデイ2021-XR~世界最先端のアグリ・バイオ・医療ICT研究 ~」にて本プロジェクトの概要について発表いたしました。企業、自治体、研究施設等、多様 かつ非常に多数の参加者にご視聴いただき、盛況のうちに終わり、早速新聞社より取材依頼が あり、アカデミアと産業分野との連携に高い関心が寄せられていることがうかがえました。

  引き続き、開発の実現に向けて取り組んでまいります。今後とも、皆様からのご支援、なに とぞよろしくお願いいたします。
 

「小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト」報告(第1回)

 

信州大学遺伝子・細胞治療研究開発センター/医学部小児医学教室
センター長/教授 中沢 洋三


信州大学の中沢です。このたびは私たちのCAR-Tプロジェクトに厚いご支援をいただき心より感謝申し上げます。私たちは日本発・信州大学発の次世代がん治療法「非ウイルス遺伝子改変CAR-T細胞」の開発に取り組んでいます。昨年12月からこのクラウドファンディングを開始しましたが、おかげさまでプロジェクトは着実に進んでいます。ご寄付は、試薬費、機器整備費、人件費、特許出願費などに使わせていただいております。今後ともご支援のほどお願い申し上げます。

CAR-T研究開発ニュース(2020年12月―2021年6月)
2021年3月22日にGMR CAR-T細胞の医師主導治験が開始されました。GMR CAR-T細胞は信州大学が10年の年月をかけて開発してきた世界初のCAR-T細胞です。急性骨髄性白血病と若年性骨髄単球性白血病を対象とするCAR-T細胞の臨床試験としてもそれぞれ日本初、世界初となります。ご期待ください!
 



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(2021年3月22日 信大病院記者会見)
 


4編の国際論文を発表しました。
1.    Yagyu S, et al. Clin Transl Immunology. 2021;10(6):e1291.
2.    Hasegawa A, et al. Clin Transl Immunology. 2021;10(5):e1282.
3.    Nakamura K, et al. Mol Ther Methods Clin Dev. 2021;21:315-324.
4.    Kubo H, et al. Mol Ther Oncolytics. 2021;20:646-658.

研究成果を米国血液学会、欧州血液学会、日本造血細胞移植学会、日本再生医療学会、日本小児科学会、日本産婦人科・新生児血液学会で講演・発表しました。
YouTube動画“信州のファーストペンギン『難治性がんと闘う子どもたちの未来をつくる』”を配信しました。
(https://www.youtube.com/watch?v=Vw8MbRZJFxQ&t=3s)
3種類の新しいCAR-T細胞の研究開発に取り組んでいます。

 

2020年活動報告 -KAGRAが観測を開始-

観測開始直後のKAGRA制御室の様子
2020年2月25日、観測開始直後のKAGRA制御室の様子

●大型低温重力波望遠鏡KAGRAが観測を開始
2019年に完成したKAGRAは、感度出しのための調整ののち2020年2月に観測を開始しました。新型コロナウイルスの感染が世界的に広がり、残念ながら米国のLIGOやイタリアのVirgoが観測を中断してしまう中、4月にはKAGRAはドイツのGEO600との国際共同観測を約2週間行い、世界の重力波観測ネットワークの一員となることができました。その後、2022年に予定されている次回の国際共同観測にむけ、KAGRAの感度を高めるためのアップグレード作業を開始しました。

●研究環境の整備
岐阜県飛驒市の施設である北部会館(岐阜県飛驒市)全体を、宇宙線研究所附属重力波観測研究施設の実験施設として改修し、若手研究者や学生用の研究スペースとして使用しています。日頃から、研究者や学生が活発な研究活動を行うなど、KAGRAでの重力波観測に向けて、大変貴重なスペースとなっています。

●岐阜県飛騨市との連携
岐阜県飛驒市と宇宙線研究所は、学術研究の発展や人材育成、地域の活性化を目指し、「岐阜県飛驒市と東京大学宇宙線研究所との連携協力に関する協定書」を2017年1月22日に締結しました。この協定を受け、北部会館を、岐阜県飛騨市から無償で使用許可を受けて、宇宙線研究所附属重力波観測研究施設の実験施設として改修して使用しています。この他にも、サイエンスカフェや一般向け見学会の開催など、KAGRAの様々なイベントの運営にも多大な支援を受けています。

●広報活動
宇宙線研究所主催のイベント等において、KAGRA基金のPRを行いました。

オンライン一般公開の様子
2020年11月22日、23日に開催されたオンライン一般公開の様子
 
引き続きご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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