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『皮膚筋炎に伴う間質性肺炎モデルマウス作成プロジェクト』募集開始
-難病の病態解明へ、世界をリードする挑戦へ-

 
この度、ミュージックセキュリティーズ株式会社の産学官連携推進室が運営する「Securite ACADEMIA」において、京都大学大学院医学研究科 内科学講座 臨床免疫学教室が推進する、皮膚筋炎に伴う間質性肺炎のモデルマウス作成に係る資金を募るプロジェクト『皮膚筋炎に伴う間質性肺炎モデルマウス作成プロジェクト』を開始しましたのでお知らせします。
  
■プロジェクト概要
皮膚筋炎は指定難病の一つですが、その中でも抗MDA5抗体陽性の症例は、急速に進行する間質性肺炎を高率に合併し、6ヶ月以内の致死率が最も高いことが知られています。現在、抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎に伴う間質性肺炎には、早期に複数の薬剤を併用した強力な免疫抑制治療を施すことで救命を図りますが、感染症など多くの副作用や後遺症を乗り越えなければならない上に、救命率も未だ十分とは言えません。

近年、世界的に流行する新型コロナウイルス感染症において見られる重篤な肺炎像や、炎症性サイトカインのプロファイリングが本疾患と非常に似ている事で注目されておりますが、残念ながら未だ真の病態は明らかにされていません。病態解明や疾患特異的治療法の開発が遅れている大きな要因の一つは、本疾患の動物モデルがない事が挙げられます。致死的な疾患であることや、病変の首座が肺という重要臓器であるがゆえに、ヒトの組織を用いた研究・ヒトを対象にした治療研究にはどうしても限界があります。もし本疾患の特徴を捉えたモデル動物が存在すれば、この病気の病態解明や新規治療法の開発が大きく進むと期待されます。

本研究では抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎に伴う間質性肺炎モデルマウスを作成する事で、その病態探索と治療法開発のためのシーズ探索を目的としています。
 
『皮膚筋炎に伴う間質性肺炎モデルマウス作成プロジェクト』
プロジェクトURL:https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=17
 
■目標金額:3,000,000円
■募集期間:2022年4月15日〜2022年9月30日
■募金の使途:①モデルマウスの飼育・維持費用 ②モデルマウスの病態解析のための試薬・物品の調達/拡充費用 
■特典:寄付額に応じてお礼をご用意しております。
・全ての寄付者様へ、京都大学大学院医学研究科 内科学講座 臨床免疫学教室より寄付者に対して感謝の気持ちを伝える書状を送付いたします。
・1万円以上の寄付者様には芳名台帳への記帳を致します。
・5万円以上の寄付者様には、1万円の特典に加え、プロジェクト終了後に成果をまとめた成果報告書を作成して送付いたします。
・10万円以上の寄付者様には、5万円の特典に加え、オンラインにて研究成果をご報告いたします。
 


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以上、本プロジェクトへのご理解とご協力をお願いいたします。 


 
【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301 E-mail:mspr@musicsecurities.com
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室
Securite ACADEMIA E-mail:ac@musicsecurities.com

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