ご賛同・ご支援への御礼と引き続きのお願い
京都大学医学部附属病院細胞療法センター(C-RACT)「細胞療法の新規開発基金」に、多くのご賛同とご支援を頂戴し、誠にありがとうございます。
本基金をもとに、早速、新規技術開発を始めており、一部は2021年6月下旬より試験的に臨床現場に導入されました。実証試験を繰り返しながら、さらなる開発を進めています(かるたすCARTAS:CAR-T Administration Scheduler、細胞療法依頼システムREACT-B:REservation and Application for Cellular Therapy Bundle)。
また、C-RACTに対する応援メッセージもたくさんいただいております。これらはスタッフ皆で目を通し、研究に対しての励みにしているとともに、細胞療法開発という我々に与えられた使命を改めて実感しているところです。
C-RACTではいよいよ半年後に迫った、2022年春の新規細胞調製施設(クリーンルーム)の開設に向け、学内・学外の様々な研究室と協力し、新しい細胞療法開発の計画を複数立てております。デジタル化など最先端の技術を駆使して、一日でも早く、有効なはたらく細胞たちを患者さんの手もとに届けることが出来るよう、スタッフ一丸となって日々努力しております。我々の取り組みに、さらなるご賛同・ご支援頂きますようお願い申し上げます。
京都大学医学部附属病院 検査部・細胞療法センター 助教
新井 康之