スマートウォッチで造影剤の副作用をモニタリング

スマートウォッチで危ない患者さんを見つけたい
京都大学大学院医学研究科 リアルワールドデータ研究開発講座
現在 7%
集まっている金額
¥76,000
参加人数
10人
募集終了まで
114日

レントゲン撮影やCT、MRI検査で利用される各種の造影剤は、使用により病変部をクリアに示す一方、生命に関わる重篤な副作用が0.04%ほどの頻度で発生します。造影剤検査後1時間程度は急性副作用の有無を注意深く観察する必要がありますが、多数の患者さん全員に対して少数の医療者が体調を観察し続けることは現実的ではありません。
本研究の目的は発展著しいウェアラブルデバイスによる、簡易かつ実用可能レベルの患者モニタリングシステム構築です。本システムにより日本全国で重大な副作用への早期対応が可能となることを目指す、その主旨にご賛同いただければ幸いです。

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資金使途

【目標金額】
1,000,000円

【募集期間】
2022年11月15日〜2023年3月31日

【資金の使途】
本プロジェクトでは、ウェアラブルデバイスによる患者モニタリングシステムを開発し、造影剤副作用の早期検出に貢献することを目標としています。そのために、下記の資金の使用を予定しています。

1. システム開発に必要なウェアラブルデバイスの購入
2. Wifi/Bluetoothアクセスポイント増設
3. システム実装用の計算機確保
4. 京都大学病院内で研究実施のための倫理審査費用
5. データストレージ、開発端末調達

造影剤と副作用

大多数の軽症例と稀な重症、遅発症例

 レントゲン撮影やCT、MRI検査で利用される各種の造影剤は、大腸癌や食道癌といった様々な癌腫や、心臓や四肢の動脈狭窄といった血管病変の分布、程度、性状を詳細に評価するために使用されます。一部の病気は造影剤の使用なしには診断が困難であり、また正確な病状評価なしには外科切除などの根治治療も効果を十分に発揮することはできません。
 一方で造影剤投与後に様々な副作用が出現することが知られています。非常に多く利用されているヨード系造影剤を例にとって示しますと、5%以下の頻度で発疹や吐き気、せきなどの軽度の副作用が出現し、0.04%以下と非常に稀ではありますが血圧低下や呼吸困難といった、命に関わる重大な副作用が出現することが知られています。これらの副作用は投与直後に発生することもあれば、30分ほどして出現することもあります。

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これまでの副作用対策

観察の必要性と医療者の不足

 副作用の出現が造影剤投与直後であれば、周囲の医療者がそれに気づき、すぐに治療を開始することができます。検査後しばらくしてから出現する副作用は、その間継続的に観察しないことには発見が困難ですが、多くの患者さんは副作用なく過ごされます。検査後の皆さん全員を医療者が観察し続けることは現実的ではありません。

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患者モニタリング

医療用モニターとウェアラブルデバイスの勃興

 例えば京都大学医学部附属病院では、日々100件前後の造影CT検査を実施しています。これらの患者さん全員に医療用のモニターを装着し、またその位置を観測し続けることはそれぞれのモニターのスペックや、装着の手間、費用の面から困難です。
 一方で近年のウェアラブルデバイスの機能向上はめざましく、単独での心拍、呼吸数、位置情報の取得やWifi接続可能なデバイスが出現しております。これらのデバイスを利用することで造影CT検査後の患者さんの体調を継続的にモニタリングし、副作用発生の際の早期検出、早期治療を可能にできるのではと考えております。

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研究体制

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代表研究者

福山啓太

特定研究員
京都大学大学院医学研究科 リアルワールドデータ研究開発講座
バイオインフォマティクス、医療情報学、消化器外科

経歴

2008年3月 京都府立医科大学卒業
2008年4月 京都大学医学部附属病院(初期研修医)
2010年4月 高松赤十字病院 (消化器外科・修練医)
2012年10月 一般財団法人平成紫川会 小倉記念病院 (外科 修練医)
2015年4月 京都大学大学院医学研究科 博士課程(医学専攻<外科学分野>)
2019年4月 京都大学大学院医学研究科 臨床腫瘍薬理学・緩和医療学講座 (特定研究員)
2020年4月 京都大学大学院医学研究科 リアルワールドデータ研究開発講座 (特定研究員)

研究メンバー

野村基雄

特定助教
京都大学医学部附属病院 腫瘍内科
化学療法(がん薬物療法専門医)、放射線治療(放射線治療専門医)、免疫治療

経歴

2005/3/31:関西医科大学卒業
2005/4/1より:関西医科大学 研修医
2007/4/1-2011/3/31:関西医科大学大学院(放射線科)
2009/4/1より:愛知県がんセンター中央病院 放射線治療科・レジデント
2011/4/1より:関西医科大学 放射線治療科・助教
2012/4/1より:済生会野江病院 放射線治療科・医員
2013/4/1より:愛知県がんセンター中央病院 薬物療法部・シニアレジデント
2015/4/1より:京都大学附属病院 腫瘍内科・医員
2019/4/1より:京都大学附属病院 腫瘍内科・院内助教
2020/4/1より:京都大学附属病院 腫瘍内科・特定助教

藤本晃司

特定准教授
京都大学大学院医学研究科 リアルワールドデータ研究開発講座
画像診断、医用画像処理

経歴

2000/3/31:京都大学医学部卒業
2001/5/16より:京都大学医学部付属病院 研修医
2002/4/1より:日本赤十字社和歌山医療センター 放射線科
2004/6/1より:福井赤十字病院 放射線科
2006/4/1より:京都大学大学院医学研究科 博士課程(放射線医学講座)
2010/4/1より:京都大学医学部付属病院 放射線診断科 特定助教
2015/4/1より:ニューヨーク大学 放射線科 客員研究員
2017/2/1より:京都大学医学研究科附属脳機能総合研究センター 特定助教
2020/4/1より:京都大学大学院医学研究科リアルワールドデータ研究開発講座 特定准教授

坂本 亮

特定助教
京都大学医学部附属病院 先制医療・生活習慣病研究センター
画像診断 IVR

経歴

2001/3/26 京都大学工学部物理工学科 卒業
2005/3/23 島根医科大学医学部医学科(編入学) 卒業
2005/4/1より 田附興風会医学研究所北野病院 臨床初期研修
2007/4/1より 天理よろづ相談所病院 放射線部 後期研修
2010/4/1より 京都大学大学院医学研究科 博士課程
2014/4/1より 京都大学附属病院 放射線診断科 医員・特定助教
2015/1/1より Johns Hopkins University School of Medicine, Department of Radiology 客員研究員
2016/1/1/より 京都大学附属病院 放射線診断科 医員
2016/4/1より 神戸市立医療センター中央市民病院 放射線診断科
2018/4/1より 京都大学医学部付属病院先制医療・生活習慣病研究センター 特定助教

税法上の優遇措置が適用されます

本プロジェクトは、京都大学寄附金取扱規程に則り、京都大学へのご寄付として取り扱われます。本プロジェクトへの寄付後、京都大学より送られてくる領収書を控除証明書として確定申告書に添付し、所轄税務署へご提出ください。領収書の日付は、寄付申込日ではなく、寄付をされた翌月末の日付となります。
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2022.12.07 京都府 研究の成果が得られることを期待しています
2022.11.23 神奈川県 ITを活用した技術が医療貢献に繋がることを願っております。
2022.11.22 京都府 応援しています!
2022.11.20 埼玉県 是非、このプロジェクトの成功が患者さん・放射線科領域に還元できることを期待いたします
2022.11.18 京都府 僕たちができないことに取り組んで下さり大変感謝しております。
2022.11.15 愛知県 造影剤を使用するときの不安を少しでもやわらげることが出来れば、素晴らしい事だと思います。研究成果が上がる事を期待します。

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