6月7日、東京都港区にあるフランス大使公邸で「新型コロナウイルス」に関するパスツール研究所と京都大学国際共同研究ユニットによる講演会が開かれました。この講演会は2020年7月14日から10月31日にかけて、セキュリテ・アカデミアが行った「日仏共同研究による新型コロナウイルス感染症対策基金」寄付プロジェクトで、10万円以上の寄付を行った皆様への特典として開催されたものです。
講演会では、京都大学医学研究科付属ゲノムセンター長である松田文彦教授と同ウイルス・再生医科学研究所長の小柳義夫教授が「COVID-19を正しく理解する 〜PCR、抗体検査、ワクチンとその効果や副作用〜」をテーマに話しました。講演会の後は、フィリップ・セトン駐日フランス大使主催のカクテルパーティも催されました。
目標金額が1,000万円だったこの寄付プロジェクトには、1,123万円の温かいお金が集まり、日仏共同研究に必要な検出装置の導入費用にあてられました。
日本語:https://academia-test.securite.jp/donation/detail?c_id=3
フランス語:https://academia.securite.jp/fr/UKyoto2
セキュリテ・アカデミアは、大学の教育研究を支える財政基盤多様化の一環として発足した大学連携プロジェクトです。現代社会が直面する、想定外の自然災害や社会の多様化に鑑み、理工系、生物系、人文社会系、新領域系、全ての研究領域に着目します。これからも、広く、皆様に支援参加していただけるプラットフォームを目指します。
今後とも、よろしくお願いいたします。